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HOLD ON STRONG
震災から8年が経過した今でも約3000人以上の方がプレハブ仮設住宅で過ごし、約5万人以上の方が避難生活を続けているとのこと。そして、今だ2500人の方が行方不明のまま。改めて被害に遭われた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
震災後、岩手の「お茶っこクラブ」というボランティア団体に参加しました。仮設住宅を周って現地の方たちとお茶を飲みながらお喋りをする活動です。写真は花見&もちつきに参加させてもらった時のものです。
ボランティア参加後は、趣味であったフリークライミング。そのオリジナルウェアーを製作しクライミングジムに営業を掛けて委託で販売してもらいました。売上はすべて日本赤十字社を通し被災地へ寄付。ウェアーには【HOLD ON STRONG】の文字をプリント。クライミングの”岩を強く持つ”という意味と”強い気持ちを持ち続けよう”という被災地へのエールを掛けた言葉です。当時私は震災復興を掲げた偽善者ビジネスと思われるのが嫌でウェアを販売する時にそのことを謳いませんでした。しかし今思えば「復興支援」「売上全額寄付」と全面的にアピールして売上金額にこだわった方が良かったと反省しています。自分のプライドを優先するなんて。。。
時の流れと共に自分の中でも風化しつつある震災。3.11メディアを通して見る現地はまだまだ復興途中。。。
※『ひょっこりひょうたん島』のモデルになったとされる「蓬莱島(ほうらいじま)」岩手県大槌町の港から見えます。